漢歌一首 阿波踊り
遒男持扇揮
甲撥奏曲篠笛吹
盛夏年一回
名連舞場比高低
艶女戴笠似花飛
阿波踊りは大好きであるが、徳島にはなかなか行けなくて毎年の夏にはテレビで見ている。逞しい男たちが扇子を持って三味線、太鼓、鉦鼓と篠笛の伴奏曲に合わせて力強く踊る。各有名連が演舞場で競い合い、色っぽい女性たちが笠を被って踊る姿は実に美しい。
「踊」は漢文では「跳躍」の意味となり、「踊り」の意味ではない。「踊り」は漢文で「舞」になる。
[意訳]
力強い男たち 扇子を持って躍り
鼈甲撥(べっこうばち)で三味線を弾いて 篠笛(しのぶえ)を吹く
毎年の真夏に一回と
演舞場で 有名連が競い合い
艶っぽい女たち 網笠を被り 花が舞うように踊って進む
2013-07-26 21:52
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