漢歌一首 敦煌
套靴跨高鞍
一歩三揺穏向前
清鈴響沙山
細看牽駝引路人
疑是秦俑今又現
敦煌に行ったときのことである。鳴沙山に行くと沢山の駱駝がいて、異国情緒に引きずり込まれて乗ってみたくなった。砂が靴の中に入るのを防ぐため長靴の形をしたカバーを履いて駱駝に乗った。ゆっくりと揺られながら沙山を目指して進み、よく見ると駱駝を牽(ひ)いている若者の面相が西安の兵馬俑で見た兵士の顔にそっくりであったのが印象に残った。
[意訳]
靴にカバーを履いて 高い鞍に跨り
ゆっくり揺られて 前に進みゆき
清澄な鈴音 沙山に響きわたる
駱駝を牽いている若者を よく見れば
そっくりではないか 兵馬俑で見た兵士と
2013-07-10 23:31
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