SSブログ

『中国の美意識・日本の美意識』加藤隆三木著、近日出版

『中国の美意識・日本の美意識』目次
第一章 色彩感覚  -ひと目見て感じるもの 
 黄袍と禁色  (「柘木」からの染料) 
 日本の禁色  (異なる禁色) 
 黄色とその意味  (大地の色・秋の色) 
 血と赤  (禊ぎと祓い、血による「避邪」) 
 近代における国旗の変遷  (黄龍旗から五星紅旗へ) 
 青とジャパン・ブルー  (露草色、「青」の付く熟語) 
 幅広い緑  (「悪」の緑、緑の新意)  
 紫色  (高貴な色、「悪」の紫)
 白と黒  (慶事は「紅」か白か、葬式は白か黒か、「黒」の付く熟語) 
 正色と間色  (正色の中国、間色の日本)    
第二章 景観美 -自然に対する心のありよう
 黄山  (「鬼斧神工」、「雄・奇・険」)
 富士山  (心の感動)
 揚州个園  (中国園林の特徴と要素)
 銀閣寺  (日本庭園の特徴と要素)  
 竹と鹿おどし  (竹と中国園林、音色と日本庭園) 
 景観美の捉え方  (ダイナミックな美とスタティックな美、「客体」と「主体」) 
第三章 芸術感覚  -絵画・踊り・陶磁器・工芸品から感じる美 
 毛筆と線の発達  (美しい線、面・光・色・かげ) 
 中国山水画に登場する人物  (人物画からの独立、生命観と山水画)
 中国絵画の題字  (絵と詩、「詩言志」、「書画一体」) 
 水墨の世界   (黒と白だけで描こうとしたもの)  
 金箔と群青   (「遊春図」と「山水屏風」、日本的な群青)
 「秧歌舞」と阿波踊り  (跳躍と「騎馬文化」、「亮相」と「残心」、すり足と「船上文化」)
 「清黄釉蓋罐」と「松花」  (「完璧」と「自然」への追求) 
 宜興紫砂急須  (中国最高の陶器) 
 備前焼  (枯淡な造形、「糸胡麻」) 
 中国の紅木・玉石文化  (なぜ紅木と翡翠なのか) 
 風鈴と「鼻煙壺」  (音色と故事) 
第四章 人間の外見美 
 美人・美女とは  (最古の歌、顔・目・眉毛・口・髪・肌)  
 能面  (光と見る角度によって変わる表情) 
 「漂亮」と「かわいい」  (「客体賛美」と「主体感受」) 
 八重歯と欠陥美  (異なった欠陥美) 
第五章 漢字から生まれた美 
 漢字の歴史   (漢字書体の進化) 
 扁額   (中国的な芸術表現)
 「成語」「台頭詩」「字謎」  (漢字文化から生まれた芸術と遊び)
 「対聯」  (漢字と対称文化の結晶)
 漢字によるネーミング  (芸術化した名称)
 「書法」と書道  (「法」と「道」) 
 仮名と書道  (篆隷楷と行草、表意と表音) 
 対称の中国と非対称の日本  (漢字の影響、「易」の影響、偶数と「対仗」) 
第六章 美をどのように表現するか 
 中国語の美表現   (五六の漢字、「気」「神」「韻」)  
 「意境」   (「意境」の意味、王国維と祇園南海)
 日本的な美表現  (心が和む)
 漢詩と和歌   (梅を詠んだ詩と歌、時空間) 
第七章 自然観と美意識 
 地理・地形・気候的要素  (自然との闘い)
 中国の自然観  (「天地開闢」、「大禹治水」、「愚公移山」) 
 「人定勝天」と「天人合一」  (「人定勝天」の意味、「天人合一」の新解釈)
 日本の自然観  (「八百万の神」、伊庭貞剛の活動)
 未来へ向う自然観  (新たな命題、中国での植林活動) 
 中国と日本の美意識が向かうところ   (時代の変遷、二人の画家とその作品)
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。